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◆戦前に建てられた木造校舎で、神奈川県内に現存するもの(築年浅い順)◆
所在・名称 築年 現用・扱い
 相模原市緑区 「青根小学校」  昭和18(1943)年  小学校 現用
 南足柄市 「福沢小学校」>  昭和 8(1933)年  丸太の森の小学校 
 登録有形文化財
 三浦市三崎町 
 「城ヶ島公民館郷土展示室
 昭和 6(1931)年  ※三浦市指定重要文化財
 小田原市城内 「歴史見聞館」  昭和 4(1929)年  小田原城歴史見聞館
 愛川町半原
 「半原小学校・木造旧校舎」
 大正15(1926)年  用途なし・取り壊し対象
◆ 日本固有の技術:隅合掌(すみがっしょう)
すみしんづか・かぶらづか すみしんづか・かぶらづか・かぼちゃづか
半原小学校・木造校舎の
 歴史的建造物(文化財価値)調査報告書

 by (NPO)木の建築フォラム・有志2001
愛川町 半原小学校 木造校舎 解体の危機
写真特集


◆半原小学校 木造旧校舎を
保存する会  要望書◆

 

 2013年 再び取り壊し方向、愛川町

愛川町 「新・郷土資料館」移転後の空き家・半原小学校 木造(旧)校舎  





※ 参考
木造校舎
「(2001当時)郷土資料館」 の歴史的建造物(文化財価値)評価報告
  (小屋裏ほか写真&解説) ( NPO 木の建築フォラム有志)
<< 2001年当時 取り壊し計画( 当時/「郷土資料館」) >>

旧・郷土資料館・収蔵品/写真・風景




要  望  書(案)

 現在、愛川町当局においては、半原小学校敷地内にある旧愛川町郷土資料館の取り扱いについて、検討中とのことですが、町民の中には、旧半原小学校の校舎であったこの建物を、今後とも貴重な文化財として保存することを、希望する意見が多くあります。
 今後の検討委員会において、拙速に廃棄処分するということでなく、文化財として保存活用する方策も、十分時間をかけ検討していただくよう要望します。  旧半原小学校の校舎は、大正14年の建造で、一部とはいえ、現存する木造校舎としては、神奈川県下で最も古い建造物であり、大正期の学校建築おいての実例としては、他にない貴重な建物になっています。
 建築に携わったのは、江戸時代以来、大工職人集団として著名な、江戸城の改修などにもかかわった半原大工であり、その技術の記念物として、町にとっても貴重な建物であり、愛川町以外の一般の人達にとっても、意義深い文化財です。
 現存する建物は、隅合掌(すみがっしょう)など特別な技術の跡があるなど、木造建築の技術的な標本としても有意義であることが、専門家によっても指摘されています。
 かつて、昭和54年に、郷土資料館として、この半原小学校の木造校舎を活用したのは、やはり、郷土資料館設立の目的に合致した、建物保存の意義がありました。
 新しい郷土資料館の建造に伴い、役目を終えた旧校舎の建物は、その昭和54年の段階での文化財保護の趣旨を生かし、保存の可能性を残して、十分な時間をかけ、今後の方針をご検討していただくようお願い申し上げます。
 これは、文化財保護行政の責任を負う、愛川町当局にとっても無視できない重大な事案であり、善処を期待します。
平成25年 月 
半原小学校旧木造校舎を保存する会(仮称)



旧愛川町郷土資料館検討委員会の答申について


     「答申内容」は、次の通り

L サイズ

半原小学校
(高度成長期前夜 1960年代初頭)


◆(参考)⇒ 1975(昭和50)年 1月 3日撮影 航空写真  


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