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  2007/10/20更新
  

ワラと土・竹木と紙、すべて自然素材を駆使した未来建築の原点
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旧志村邸 生活民具 2002/01/11土蔵内採取

・他メディア報道

・市民かわら版 2001年12月1日号
・讀賣新聞 2001年12月5日(水曜日)相模版
・朝日新聞 2001年12月8日(土曜日)さがみの版
・讀賣新聞 2001年12月15日(土曜日)相模版

築120年、民の暮らしと共に齢を刻んできた貴重な歴史的遺産。
 ただ古いからいいという短絡ではない、これからの「環境循環型未来社会」の根底のお手本、「本物」の文化遺産。
 めまぐるしく変わる時代に紛れて、脈々と築かれた日本人の暮らしの文化、知恵を無策に燃やしてしまう・・・
 そんな過去・未来を断ち切った「新しい」まちづくりとは・・・ 映画「猿の惑星」で皮肉られるような、文明が後退を始めた証にしかならない。
志村邸 (1883〜2002)

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2002夏 かっての旧志村邸敷地

都市の記憶」をとどめない時代
 


2007夏 ツワモノ共の夢の跡

 

■■■いんでっくす■■■index
・築120年厚木の古民家『志村邸』を保存する会 趣意書(link)
・募金趣意書(写)
・古民家フォーラム U(資料写) 2001年12月9日(日) 於:飯山・辻のかや葺の古民家(旧)志村家住宅 
古民家保存のための解体作業状況 
 2002年1月23日旧志村邸建物は、部材仮置場で仮眠の床につきました。 

「古民家や蔵がどのようにできているのか、まさに解体新書
これだけ克明に時間を追って記録されたWEB公開写真集は他に類を見ない」と、いろいろな層の方から思わぬ絶賛評価の声をいただいています。ご評価、感謝m(_ _)m 
Pictured by大木正美 &悦子 , 門谷隆康 ,堀江亨 研究室.


見続ける者

古民家保存のための解体作業状況(12月〜1月 日付順)

(各日付の画像をクリックしてください)

 2001/12/15
 
 


 2001/12/18
 


2001/12/20


 2001/12/22


2001/12/24


 


2001/12/26


 
 


2001/12/16 

2001/12/19 


2001/12/21 
 

     2001/12/23
 
 
 

2001/12/25

  2001/12/27
2002/01/08


2002/01/10


2002/01/12


topix

土蔵のつくり

手こわし解体のセオリーは、つくった時の逆の順で壊すこと。
まさに今そういう手順で古民家旧志村邸の土蔵が解体されていきます。
 今めったなことではつくる現場にお目にかからない土蔵のつくり方が、逆を追って目の当たりに理解できます。

百聞は一見にしかず。

この目で見たこと、身体で経験したことは頭のなかに染み付きます。

土蔵作りの解体クライマックスにボランティア参加を募ります。

※ヘルメット、安全靴(釘を踏み抜かない固底靴等)手袋着用・持参
防塵マスク、タオル等推奨
縄きりカッターナイフ、バール、げんのう、釘袋等道具持参なおベター
 


 
 
 

2002/01/09
 


2002/01/11

2002/01/13
 


2002/01/14
 


2002/01/15


2002/01/18
 
 
 


2002/01/22


2002/01/19
 

↓各日付の参加者、解体工事の進捗状況をごらんいただけます
8 柱・梁 1階造作内法 ラフター  
9 柱・梁・土台 ラフター
10 蔵 下屋 礎石 整地・転圧 ユンボ
11 架台杭打ち 大引き 蔵足場 ユンボ
12 架台大引き 蔵上屋根 鉄板壁
13 積込運搬積上 蔵屋根 土壁 ユニック
14 積込運搬積上 土壁 ユニック
15 小屋梁 土壁 (ラフター)
16
 作業一日休み (予定)  (予報 雨)
17 柱・梁・胴差 2階床 土台 ラフター  
18 積込運搬積上
19 部材保管仮屋根つくり 敷地片付け 礎石調査記録
20  休み
 21
 雨天中止  
 22
仮屋根つくり つづき 敷地ゴミ片付け 礎石片付け ユンボ 最終日予定
23
仮屋根つくり つづき 廃棄物運搬片付け 玉石片付け ユンボ 最終日予定
2002年1月23日 旧志村邸敷地現場作業は完結しました



募金趣意書
文化遺産 飯山の古民家を未来に!


厚木市・飯山の古民家を保存する会
2001-12-09

 厚木市・飯山の萱葺きの古民家は、江戸時代後期からこの地に移住し、穀物の販売、染物業などを営んだ志村家の住宅です。この屋敷地は間口に比して奥行きの長い宿場町的地割を呈し、主屋は街道に面して建てられ、裏側は庭を取り囲むように蔵、井戸、物置が配置されています。主屋は明治15年(1882年)の建築とみられ、萱葺きの2階建で、1階は六つの間からなり、正面西よりのニ間はかつてミセの用途に使われていました。2階、小屋裏は主に養蚕のために使われたと見られています。このため、萱葺きの屋根の正面を切り上げ兜造りとし、側面の入母屋の妻面を大きく取り採光を図る工夫がされています。
この建物は、町屋形式と農家形式を併せ持つ数少ない明治初期の建築といえ、その萱葺き屋根は地域のランドマークとして、長く人々に愛されてきました。この建物は、地域に残る貴重な歴史的文化遺産であり、市民共有の遺産として長く後世に伝える価値を有しています。

 江戸後期から明治初期にかけて建築された民家は、現在ではわずか数棟を残すのみとなってしまいました。そしていま、飯山の古民家「志村家住宅」が敷地の売却により解体され、姿を消そうとしています。明治初期の暮らしと文化を知ることのできる、貴重な歴史的遺産として、後世に伝えていくことはとても大切です。
 
 今年の5月以降、この事実を伝え聞いた私たちは、所有者、厚木市など関係者へ様々な働きかけ、提案を行ってきました。しかし、熱意ある人々の懸命な努力にも関わらず、実を結ぶには至っていません。 
ともかく、貴重な遺構の消失はなんとしても避けなければなりません。そこで、この地域の文化遺産を将来の復元・活用を期して、私たち自身が、古民家の解体と部材の保存を行うさらなる活動を進めることにしました。
 しかし、文化財としての解体・保存を行うには、建物の綿密な調査と労力、資金、期間が必要となります。いまできうる限りを尽くして、文化を伝えたいと願っています。

 あなたの、未来へのメッセージを込め、ボランティアとカンパをお願いいたします。
 

飯山の古民家を保存する会
連絡先 046-228-0831
(門谷/かどたに)
  • 郵便振替:00290-1-10516
飯山の古民家を保存する会

入 会 案 内 書

会の目的
歴史と風土に育まれた日本の生活や伝統文化を大切にして次の世代に伝えていくため 築120年の飯山の古民家を保存し、市民が自由に使える公益的施設として再建するための活動を行う
入会資格
会の活動の主旨に賛同される方
会費
なし
事務局
〒243-0014 厚木市旭町3−8−21
TEL 046-228-0831
FAX 046-228-8408 
    門谷 隆康

古民家フォーラムU

厚木・萱葺きの古民家フォーラム

飯山の古民家、その建築と時代背景

厚木市・飯山の萱葺きの古民家は、江戸時代後期からこの地に移住し、穀物の販売、染物業などを営んだ志村家の住宅です。この屋敷地は間口に比して奥行きの長い宿場町的地割を呈し、主屋は街道に面して建てられ、裏側は庭を取り囲むように蔵、井戸、物置が配置されています。主屋は明治15年(1883年)の建築とみられ、萱葺きの2階建で、1階は六つの間からなり、正面西よりのニ間はかつてミセの用途に使われていました。2階、小屋裏は主に養蚕のために使われたと見られています。このため、萱葺きの屋根の正面を切り上げ兜造りとし、側面の入母屋の妻面を大きく取り採光を図る工夫がされています。
この建物は、町屋形式と農家形式を併せ持つ数少ない近代建築といえ、その萱葺き屋根は地域のランドマークとして、長く人々に愛されてきました。地域に残る貴重な歴史的文化遺産であり、市民共有の遺産として長く後世に伝える価値を有しています。

このようなふるさと厚木に現存する古民家の建築的特徴と、その歴史背景を知るためフォーラムを下記により開催します。日頃親しんできた、茅葺屋根の建物に触れて、感じて、確かめてください。
 

日  2001年12月9日(日)
時間  午後1時〜午後4時30分
場所  飯山・辻の茅葺の古民家 (厚木市飯山3592)
プログラム

古民家見学/餅つき大会
飯山の古民家と保存
    清水 擴 (東京工芸大学教授・建築史)
明治の厚木周辺
    飯田 孝 (郷土史家・厚木市文化財保護審議委員)
相模の民話
古民家保存・活用にむけて
    経過報告・今後の活動について 懇談会

主催 飯山の古民家を保存する会
   連絡先 
   事務局 厚木市旭町3-8-21 tel 046-228-0831(南雲・門谷)
                      fax 046-228-8408 
 
     当日は各自上履き、懐中電灯をご持参ください。

    以上

古民家フォーラムU 参加者約80人(事務局把握)の盛況でした。


情報リンクサイト
現地案内図
バス時刻表

バス:本厚木駅東口バスセンター11番乗り場「上古沢」行き〜(約25分/310円)〜バス停「局前」
飯山温泉の外湯情報
午後3時以降宿泊以外で入浴だけできるところは