どんな人が参加しているの?

 2002年 1月9日(水) 
天候:快晴 作業/ 1階東西構造解体、分類整理、片付け
参加者 (順不同・作業者名簿写しWEB公開OK部分
 氏名  住所   所属・職業・アイデンティティ自称等
 門谷 隆康  厚木市旭町  (株)住建設計 建築家 
 永井 真知雄  横浜市泉区  建築文化研究所 (文化財保存技術協会)
 後藤 政雄  平塚市四之宮  大工職 (秋田出身)
 神保 祥二  新宿区中落合  大工 (民家再生保存研究会)
 飯田 耕介  横浜市栄区  鴨原工務店 大工
 高橋 敏彦  伊勢原市子易  (有)高橋工務店 大工
 大木 正美  愛川町中津   設計&生活者 (NPO)木の建築フォラム
 山田 祐二  平塚市大神  自営業
 小寺 裕美  川崎市麻生区  インテリアコーディネーター コスモスモア契約会員

    
 
  

(2002年 1月9日(水) 1階軸組み中枢部解体風景 フォトアルバム)

きのう
2002年1月9日 現場リポート

まさに「厚木・民家の解体学校」

一日現場で主要構造部解体をお手伝いしていると、逆の手順で、どうつくるかが見えてきます。初めて見る120年前の知恵が随所に出てきます。
機械で吊って重力を打ち消してもらってただ継ぎを抜くだけの作業が手こずりに手こずる、なんとまあいい仕事、固い仕事シテマスネーのオンパレード。

古民家解体に慣れた熟練大工さんや研究家も、どういうふうな部材継ぎ手仕口で組みあがっているか読み違うほど。化粧材・長押などが構造的に組みあがっているほかに、表からみえないところに木栓がこれでもかと。
スジカイ斜材がなくても、まったくびくともしない軸組み。重い屋根荷重に相当する分厚いかやぶきでも、現に関東大震災をくぐってきた実証済み。

手を分散してできるところは作業箇所ごとに離散集合して同時効率化を図ってはいるが、いまどきの木構造概念で推し量ってもどだい当て推量。2人や3人ではびくともはずれてこないところばかり。

中身のたっぷり詰まった木構造の勉強がボランティアに参加するだけで目の当たりに見られる。逆にお金を払ってでも見る価値があるほどと思うが。さーよってらっしゃい見てらっしゃい、古民家解体劇場!お代は見てのお帰りだ。

とでもたとえ言われて、お代を払ってでも見ておきなさい。
と私なら言う・・・

htmlライター


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