UPDATE/2001 アーカイブ

NPO法人

 
特定非営利活動法人 木の建築フォラム設立に向けて   木の建築フォラム 設立総会 開催について 


誤記にお気づきの方は各位御指摘御連絡くださるようお願いいたします。)

特定非営利活動法人 木の建築フォラム設立に向けて

 「木造建築研究フォラム」は発足して15年が経過しました。その間、全国各地の自治体との共催で開催した公開フォラムは、活発な議論を展開しながら木と建築を巡る様々な問題を顕在化してきました。しかし新たな問題も含め、まだ多くの課題が存在しています。15年の間に、会員の要求も変わってきました。もっと実践的な問題に対応して欲しい、関心のあるテーマに深く係わりたいなど、会員の要求は木と建築に係わる具体的な技術や手法を修得する方向へ移行しているようです。これらの要請に対応するためには、初心にかえって自らが思考し、仲間と共に調査・研究して成果を公表する、行動できる体制にしなくてはなりません。

 木造建築研究フォラムには、木と建築に係わるあらゆる分野の人々が、地域を越え層を重ねて参加しています。更に新たな会員を加え、木と建築が抱える問題の解決に向けて、幅広い経験と力を再結集しようではありませんか。そして、豊かな木の建築文化の創造に寄与すべく、新たなスタートを切って活動の輪を広げましょう。そのためにも、特定非営利活動法人(NP0法人)として社会的な責任を明確にしていきたいと考えます。

 新しいフォラムの名称は「木の建築フォラム」です。名称から研究を除いたのは、学術研究だけではなく、領域を横断するような実践的な調査研究に重きをおきたいためです。「木造建築」ではなく「木の建築」にしたのは、素材としての木と、生産者や利用者の立場をより重視したいためです。地域における活動との連携と、その活動を促進する調査研究が事業活動の主軸です。会員による事業と会員の参画で展開する事業を歓迎します。皆様のフォラム第二段階への参加と、新たな活動への積極的な提案を期待します。

2001年3月10日
木の建築フォラム発起人一同
設立趣旨

 私たちは、環境負荷が少なく、自然界で再生産可能な資源である木を活用して、生活環境の創造に深く係わろうと志しています。先人たちの優れた知恵と技術に学びながら、新しい木造建築のあり方を提案し、木を巡る生活文化の再構築を目指しています。幸いにして、環境保全と木材供給との調整をする森林管理の必要性は、広く認知されるようになりました。また自然素材に対する評価も高くなり、木の建築に対する社会的位置付けも好転しつつあります。

 しかし建築基準法の改定や品質確保促進法の制定によって、木の建築に対する社会的な要請は、より科学的で高性能であることを求めています。このような状況下で、自然環境との共生を図りつつ質の高い生活文化の再構築を目指すためには、木を巡る正確な最新情報や具体的な技術情報の提供、それぞれの地域に適応した安全で快適な木造建築の推進、優れた木造建築を社会資産として継承するまちづくり、技術者・建築家・技能者・研究者を育てる社会教育システムの確立に関して、一層具体的な展開が必要です。

 私たちは、木を巡る生活文化の創造に係わるより多くの人々と共に、これら諸々の活動を地域に根ざして実践すべく、地域と連携しつつ相互支援をしていく継続的な活動組織を設立します。木の建築に係わる育林、製材、木材加工、設計、施工、施主、研究、教育、行政など、あらゆる分野の人々が集まる場をつくり、国際的ネットワークの核として、お互いの交流と研鎖を重ね、そこで生まれた様々な成果を公開し、それぞれの地域にふさわしい生活環境の創造に寄与します。
 

事業内容


 
研究開発 地域循環型木造技術などの木の建築に関わる研究、構法開発、
型式適合認定に向けた検討。
木の建築賞 会員相互の評価に基づく木の建築の顕彰。
選考過程を公表し議論の場とする。
講習会 現代木造技術研究会、木造再生塾(民家再生塾)
啓蒙・普及 公開フォラム、研究集会、木の建築塾
国際交流 国際フォラム、技術情報交換
広報会誌 「木の建築」発行、ホームページ運営、各種出版
その他 研修旅行、一般向けイベント等
運営組織図
*事業は各グループ・各部会が企画・運営し、定例フォラムで審議する。
*定例フォラムは、会の方針と地域の課題について会員有志が議論をする場。

木の建築フォラム 問い合わせ先

財満やえ子 TEL 03-3377-8655 FAX 03-3377-8889
袴田喜夫   TEL 03-5496-0581 FAX 03-5496-0582
松留愼一郎 TEL 042-763-9197 FAX 042-763-9197
木の建築フォラム 発起人名簿  (2001年3月5日現在、50音順) 
○印の発起人が代表理事に就任の予定です。
相川 明 
青木宏之 
赤嶺和雄 
秋山邦雄 
上田尭世 
安部政昭 
新井政広 
有川光造 
○有馬孝禮 
安藤邦廣 
安藤直人 
安東義博 
飯島泰男 
池嵜助成 
池田元吉 
池田俊彦 
石田信男 
石本徳三郎 
石森修一郎 
泉 幸甫 
泉田英雄 
五十田博 
市川皓一 
井手幸子 
伊藤裕久 
伊藤公雄 
伊藤延男 
伊藤 弘 
稲山正弘 
井上伸史 
井上正文 
植久哲男 
上杉 啓 
城田 実 
上村 武 
内田昭平 
内田昭人 
榎戸正人 
海老原徹 
及川裕敏 
大河原章吉 
大倉端彦 
太田邦夫 
太田民雄 
大橋好光 
岡  勝男 
岡野  健 
岡部知子 
嘉数尚廣 
加来照彦 
片岡泰子 
片野 博 
山和 俊 
片山鶴衛 
金谷紀行 
鎌田紀彦 
鎌田宜夫 
神谷文夫 
神山幸弘 
亀井伸雄 
軽部正彦 
河合直人 
NP0法人・木と遊ぶ研究所
青木工務店
設計同人GAN
歴史環境計画研究所
上田建築事務所
山形城南木材市場
アライ
かが森林組合
東京大学
筑波大学
東京大学
安東木材
秋田県立大学
富山国際職藝学院
熊本県林業研究指導所
福井工業大学
石田信男設計事務所
日本健康住宅協会
石森屋材木店
泉幸甫建築研究所
豊橋技術科学大学
建築研究所
市川総合設計室
アール・アイ・工一
東京理科大学
力クホン
文化財建造物保存技術協会
建築研究所
稲山建築設計事務所
トライ・ウッド
大分大学
建築思潮研究所
東洋大学
住まいの図書館
日本住宅・木材技術センター
内田建築設計事務所
奈良国立文化財研究所
榎戸材木店
森林総合研究所
及川建築事務所
協同組合フォレスト西川
アルセッド建築研究所
東洋大学
岡山県立大学
熊本県立大学
日本住宅・木材技術センター
木のなんでも相談室
岡部材木店
沖縄県木材協会
現代計画研究所
片岡泰子建築研究室
九州芸術工科大学
東京芸術人学
東建設
森林総合研究所
室蘭工業大学
ツーバイフォー建築協会
森林総研
早稲田大学
文化庁文化財部建造物課
森林総合研究所
建築研究所
川崎政善 
川野幹夫 
神田雅子 
神辺和夫 
木内 修 
岸本泰三 
北川 洋 
城戸正昭 
木村 勉 
京極廸宏 
久島 晃 
栗田紀之 
黒川哲郎 
国場幸房 
小嶋睦雄 
小玉祐一郎
後藤 治 
後藤隆一 
後藤隆弘 
小林 明 
小林英之 
小林紘子 
小堀 微 
小松幸夫 
小松幸平 
斎藤英俊 
齋藤 敏 
齋藤陸郎 
財満やえ子 
○坂本 功 
坂本幹昭 
佐々木昭正 
佐々木幸久 
佐々木文彦 
佐々波秀彦 
佐藤英子 
佐藤雅俊 
澤田欣也 
澤地孝男 
志田 弘 
信田 聡 
篠原 亨 
柴田裕弘 
島田基正 
島崎英雄 
清水耕一郎 
白石和子 
杉坂智男 
杉山恒夫 
鈴木大隆 
鈴木 有 
鈴村秀世 
関美穂子 
関 昌孝 
征矢 降 
平良敬一 
田賀一郎 
高木信治 
高橋恒夫 
高橋政則 
高橋寿美夫 
竹澤 要 
富山県庁
蜂の巣ログハウジング株式会社
アーキキャラバン建築設計事筋所
-
清水建設
岸本泰三建築設計室
洋設計室
全国中小建築工事業団体連合会
奈良国立文化財研究所
学芸出版祉
沖縄県木材協会
3Dワークス
東京芸術大学
國建
静岡大学
神戸芸術工科大学
工学院大学
全国木材組合連合会
日本建築センター
市浦都市開発コンサルタンツ
建築研究所
日本松風荘友の会
日建設計
早稲田大学
京都大学木質科学研究所
東京国立文化財研究所
齋藤木材工業
全国木造住宅機械プレカット協会
東京造形大学
東京大学
Pセクション坂本善昭事務所
大分県木造建築研究会
山佐木材
ササキ設計
地域研究事務所
アルト建築工房
東京大学
沢幸漆店
建築研究所
志田建設
東京大学
万設計
GA開発研究所
上田第三木材
島崎工務店
アルセッド建築研究所佐賀事務所
ゆにて設計事務所
杉坂設計事務所
日本集成材工業協同組合
北海道寒地住宅研究所
秋田県立大学木材高度加工研究所
日本木造住宅産業協会
のぶ企画
シグマ設計室
木構造振興株式会祉
建築思潮研究所
タガハウス
高木信治建築研究所
東北工業大学
高橋建築工房
ベンシステム
竹澤古建築設計事務所

武政孝治 
武山 倫 
立岡 弘 
立石 真 
立松久昌 
田處博昭 
田中文男 
田中敬二 
田辺新一 
田野邊幸裕 
田原 賢 
田淵順太郎 
茶谷正洋 
築比地文雄 
塚越 功 
対馬英治 
槌本敬大 
土屋正明 
鍔隆 弘 
出口良生 
東樋口護 
遠矢良太郎 
戸張公之助 
中井 孝 
中川 武 
中島史郎 
中島浩一郎 
中島正夫 
仲田幸子 
長野 豊 
中村昌生 
中村昌平 
中村暢秀 
中山 章 
那須 聖 
成田一郎 
野口弘行 
袴田喜夫 
長谷部浩 
長谷見雄二 
秦 正徳 
服部郁子 
花里利一 
早川正夫 
林 知行 
播 繁  
肱黒弘三 
日向 進 
平嶋義彦 
平野陽子 
平野 茂 
深尾精一 
福井宇洋 
福岡征美 
福島駿介 
福島 勲 
福田省三 
藤井 毅 
藤井智之 
藤澤好一 
藤田香織 
藤田晋輔 
藤本昌也 
降幡広信 
古川 洋 
広島県立保険福祉短期大学
木曽三岳奥村設計所
大建工業
日本建築センター
建築思潮研究所
徳島県土木部住宅課
眞木
田中社寺
早稲田大学
細田工務店
田原建築設計事務所
若樹
静岡文化芸術大学
ツイヒジ建築設計室
慶応義塾大学
設計工房禺
建築研究所
土屋建築設計事務所
金沢美術工芸大学
岡山県立大学
京都大学
鹿児島県工業技術センター
戸張建築設計室
森林総合研究所
早稲田大学
建築研究所
銘建工業
関東学院大学
首里ギャラリー城問
-
福井工業大学
樹設計事務所
紅中
中山章建築研究所
東京工業大学
大成建設
明治大学
袴田喜夫建築設計室
雄設計
早稲田大学
高岡短期大学
アーキキャラバン建築設計事務所
大成建設
早川正夫建築設計事務所
森林総合研究所
播設計室
関東学院大学
京都工芸繊維大学
名古屋大学
東京大学
一条工務店
東京都立大学
福井大学
お茶の水設計工房
琉球大学
木造フォラム編集室
建築文化研究所
森林総合研究所
森林総合研究所
芝浦工業大学
東京都立大学
鹿児島大学
現代計画研究所
降幡建築設計享務所
安芸構造計画享務所
古川 稔 
細木 茂 
竹林 寛 
堀江 亨 
堀川保幸 
モリスマーティン
前田博司 
益子 昇 
増田千次郎 
増田一眞 
松井郁夫 
松木一浩 
松留慎一郎 
松永賢司 
松波秀子 
松本年史 
松本義勝 
丸田輝夫 
丸山純夫 
○三井所清典 
三澤文子 
三澤康彦 
峰政克義 
宮坂公啓 
宮崎玲子 
宮崎勝弘 
宮澤智士 
宮本栄一 
武者英二 
武藤清秀 
村橋久昭 
村松幸彦 
室田達郎 
森 靖克 
八木幸二 
野城智也 
安井 清 
安井妙子 
○安岡正人 
安村 基 
矢野和之 
矢橋龍宜 
山井良三郎 
山口修由 
山崎完一 
山下武秀 
山田由紀子
山畑信博 
山辺豊彦 
山本恭弘 
山本長水 
山本博人 
横山 逸 
吉江勝郎 
吉田 晃 
吉田倬郎 
吉田 靖 
吉田純一 
米永一義 
米山淳一 
和田善行 
渡邊定夫 
渡辺 隆 
渡辺洋子 
アーキプラン
細木建築研究所
家政学院大学
日本大学
中国木材
千葉大学
福井工業大学
アカンサス建築工房
増田千次郎建築享務所
増田建築構造箏務所
松井郁夫建築設計享務所
ドットコーポレーション
職業能力開発総合大学校
松永工務店
清水建設技術研究所
松本構造研究室
越井木材工業
杉乃舎
ユー建築工房
アルセッド建築研究所
MS建築設計享膓所
エムズ建築設計事務所
住宅総合研究財団
宮坂建築事務所
宮崎建築設計事務所
宮崎建築設計事務所
長岡造形大学
栄建築設計事務所
法政大学
むとう設計事務所
崇城大学
大分県木造建築研究会
日本住宅・木材技術センター
鹿島建設
東京工業大学
東京大学生産技術研究所
京都伝統建築技術協会
安井設計工房
東京理科大学
静岡大学
文化財保存計画協会
矢橋林業株式会社
日本住宅・木材技術センター
建築研究所
グリーンシグマ
風土社
明治大学
東北芸術工科大学
山辺構造設計事務所
聖建築研究所
山本長水建築設計事務所
全国森林組合連合会
福井工業大学
京都伝統建築技術協会
吉田晃建築研究所
工学院大学
-
福井工業大学
鹿児島プレカット
日本ナショナルトラスト
親和木材
工学院大学
風基建設
芝浦工業大学
  ○印の発起人が代表理事に就任の予定です。


新たに発足する「NPO木の建築フォラム」をみなさんにお知らせするため、私どもの自己紹介を次のような Q&A (一問一答)の形式でまとめました。新たなNPO法人(申請中)としての役割をご理解いただき、これからの非営利活動にご参画下さい。 

Q1:NP0とは何ですか? 

A1:Not-for-ProfitOrganizationまたは、NonProfitOrganizationの略語です。「特定非営利活動法人」*と用いられています。NP0法(1998年12月施行)による12分野の内、一つ以上を活動範囲とします。 
 

*1)保健、医療または福祉の増進を図る活動
 2)祉会教育の推進を図る活動
 3)まちづくりの推進を図る活動
 4)文化、芸術またはスポーツの振興を図る活動
 5)環境の保全を図る活動
 6)災害時の救援の活動
 7)地域安全活動
 8)人権の擁護または平和の推進を図る活動
 9)旧際協力の活動 
10)男女共同参画祉会の形成の促進を図る活動
11)子供の健全育成を図る活動
12)以下各号に掲げる活動を行なう団体の運営または活動に関する連絡、助言または援助の活動
Q2:非営利活動とは何ですか? 

A2:社会生活の質の向上に必要な課題の内、行政や企業活動によって解決できない問題解決を試み、社会の新たな仕組みや制度を実現していく活動を指します。 
 

Q3:非営利活動の事業内容をおしえてください。 

A3:現在、日本には約3000のNP0法人が登録されています。活動内容は多様ですが、法人による事業形態をとっている点では共通です。一般の事業では、得られた利益は法人社員の個人に還元されますが、NP0では絶えず将来の事業に還元されなければなりません。もちろん、一定以上の収益には税金を納めなければなりません。このような事業原則が整うかぎり、事業内容はNP0法人杜員となる会員の皆さんの企画次第で多様な展開が可能です。ご案内の「事業内容」への参画やこれを参考にした皆さんご自身のNP0事業提案を事務局までお申し出ください。 


 
◇NPO活動事業収支の考え方 参考
NP0法人杜員(会員)となる皆さんの発案・企画する事業に必要なコストと事業収入との関係は、おおよそ右の図のようになります。
ボランティアに依存する事業コストの割合が大きくなり過ぎないように注意して、収益は将来の事業に還元されるように事業の計画と運営を皆さん同士で話し合ってください。
事業計画についてのご相談は事務局までご連絡ください

・直接経費会場設置費用・交通費・人件費など
・固定費:主として事務局運営費用など
Q4:なぜ、今までの木造建築研究フォラムは任意団体を解散して、NP0法人を設立するのですか?

A4:一言でいえば、15年間の活動成果を実践に移すためです。少し詳しい説明をさせて頂きます。 
 

まず、木造建築研究フォラム設立当時(1986)の目的は次の二つに要約できます。 
1)日本の木造建築文化を維持保全するのために、各地域の木造の住宅や建物を再評価するとともに、住宅や一般建物への国内森林資源の有効利用や木材製品利用を啓発する。 
2)木造に関わる研究者と異業種(林業・建設業・製造業など)に渡る実務者の交流を図る。「フォラム」と呼ぶ公開討論会を日本の各地域で行なった結果、交流によって生まれた実務者グループのいくつかは、現在もそれぞれ独自の活動を続けています。公開討論の中で提示された技術的な問題については、さらに「研究集会」をとおして、検証する努力をしてきました。 
 なかでも、1995年の阪神大震災や、前後して起きた欠陥住宅問題によって一般社会から提起された問題は、当フォラムにとって大きな研究課題となりました。最近の建築基準法の性能規定化や品質確保促進法は、法制度によるこのような問題の解決方法です。企業や同業組合は、呼応してこの法制度に準拠する技術基準を整備し、新たな技術開発にも取り組んでいます。 
 他方、この法制度が施行される以前の木造に関わる技能や技術、あるいは建物や住宅の今後の維持保全の視点でみると、新築の技術だけでは解決できない課題が残ります。 
 さらに、90年代は地球温暖化防止のための国際会議でも森林資源の役割が見直され、木材やバイオマス(生物エネルギー)の利用方法が地域の生活環境のみならず、地球環境にも影響することが国際的にも一般認識になりました。 
 以上のように、80年代半ばから当フォラムが提起してきた問題は90年代に入って、技術的かつ生産・流通過程上の課題となり、その解決は以前にも増して具体的な内容を社会から要請されるようになってきました。ここに上で述べた行政や企業活動だけでは解決できない問題の領域が生じていることはお分かりいただけるとおもいます。 
 非営利活動を行なうために今までの任意団体組織を解散するのは、今後の活動による事業会計の事務処理を円滑にするためです。しかし、設立当初の「研究フォラム」という、「開かれた研究の場」は継続します。「木造建築」を「木の建築」としたのは、ひろく社会一般の不特定多数の人々のために非営利活動成果を提供することを計画しているからです。
以上
 



〒113-8656  東京都文京区本郷7−3−1
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻  坂本研究室内

事務センター 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2−5−4 末広ビル4F 
TEL:03-3503-1080  FAX:03-3592-1141 (担当:佐藤)

(NPO)木の建築フォラムに、発展解消



 

2001年3月10日
各位
木の建築フォラム 発起人一同


木の建築フォラム 設立総会 開催について

拝啓 初春の候皆様にはますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、このたびのr木の建築フォラム」設立総会について、下記のとおりご案内申し上げます。
お忙しい中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ぜひ、ご出席下さいますようお願い申し上げます。

敬具

日時:2001年3月30日(金)11:OO〜13:30
場所:学士会館3階320号室
〒101-O054東京都千代田区神田錦町3-28
TEL:03-3292-5931

会::5,OOO円/人

*当日、受付にてお支払い下さい。
*キャンセル:3/27以降の場合は、全額請求させていただきますので、ご注意下さい。
 なお、当日、寄付金の受付も致します。新組織への厚い御支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
以上
ご 案 内

地下鉄

神保町/

都営三田線(徒歩1分)
都営新宿線(徒歩3分)
営団半蔵門線(徒歩3分)
竹橋/
東西線(徒歩5分)
御茶ノ水/
丸の内線(徒歩15分)
新御茶の水/
千代田線(徒歩15分)
JR

御茶の水(徒歩15分)

水道橋/都営地下鉄三田線 水道橋駅のりかえ
(神保町下車)
首都高速
環状1号線 代官町出口
高遠5号線 一ツ橋出口
パス

ーツ橋 下車

巣鴨駅 水道橋経由 一ツ橋信行
神田錦町 下車
東京駅北口 御茶の水経由 荒川土手行
2001年3月10日
各位
木の建築フォラム 発起人一同

 

会員種別と年会費、返信葉書について

●会員種別 
 
正会員(個人会員) 

 

入会金 
年会費
合 計
 2,000円
10,000円
12,000円
賛助会員 入会金 
年会費 
合 計
無料
1口 50,000円
口数*50,000円
●あらためて、4月末から5月初旬に請求書と会員証を送付させていただきますので、それ以降に新口座へ会費納入をお願いいたします。 
 
 
◎同封の葉書に、ご入会、設立総会の出欠をご記入の上、
2001年3月25日必着で、ご返事下さい。


  • 現木造建築研究フォラムの会員の方は、3月現在の登録データをご確認の上、変更箇所等がありましたら、お書き添え下さい。 

  •  
  • 新入会の方は、お手数ですが必要事項をすべてご記入下さい。 

●すべてのお問い合わせ先

財満やえ子 TEL 03-3377-8655 FAX 03-3377-8889
袴田喜夫   TEL 03-5496-0581 FAX 03-5496-0582 
松留愼一郎 TEL 042-763-9197 FAX 042-763-9197

について


名実第一人者、降幡廣信氏(古民家再生の設計手法を実践確立した業績により1990年日本建築学会賞を受賞)を塾長に、1998年度秋期から、木造建築研究フォラム主催で開講されている実地研修会. 

塾生は 各年度日本全国各地から 毎月一回 東京講義,および名古屋・松本ほか降幡建築設計事務所設計建物現場にはるばる集い共に学ぶ建築技術者,設計家,研究者,学生,一般古民家ファン等老若男女.

明日の日本の古き良き,かつ新しき,「改築の建築(Architecture)の時代」への確かな視野を持って,正調第一人者とその実践現場に触れられるチャンスに感性と理論・知識を積み上げつつある“古民家再生”ニューエージ研修塾. 


(2000-2001年度)事務局世話役:堀江 亨
日本大学生物資源科学部森林資源科学科 住宅・木材流通研究室
〒252-8510 神奈川県藤沢市亀井野1866
-mail : horie@brs.nihon-u.ac.jp

 

 更新記録 2001-2002

更新日時
更新内容
   
2002/03/18 古民家再生塾(第4期)各回講議風景 フォトアルバム UP
2001/12/19 リンクサイト―厚木の古民家保存活動情報UP
09/22 リンクサイト―古民家再生塾(第4期)開講情報UP
07/23 リンクサイト他追加
04/22 リンクサイト他追加
04/12 降幡塾広島情報・リンクサイト他追加
04/07 統計資料・リンクサイト他追加
03/24 日大堀江研究室 学生研究レポート部分UP
2001/03/21 組織改編予定情報ほかページタイトルデザイン変更UP
2000/06/30 ファーストUPLOAD