『古民家再生の調査・設計・施工の実際』 古民家を再生利用したいと願う所有者や設計者が多く存在する現状で、実際にどのような手順で仕事を進めたら良いか、道筋がわからないため、躊躇せざるを得ないというのが実情だと思います。
■日程 第1回 12月1日(土)13:30〜16:30 <調査編「再生の目的に応じた事前調査の実務」古民家の再生を着手する際、建物の不陸や傾き、部材の腐朽といった物的な側面から、歴史的、美術的な側面まで様々な調査を行い、客観的な資料にしていく。山梨県下で、文化財保存・現地再生・移築再生など、様々な再生の形態にたずさわってこられた石川氏を招き、具体的な事例を紹介しながら調査の実務についてお話いただき、再生の目的に応じた調査内容の考え方を深めていきたいと思います。 第2回 1月26日(土)13:30〜16:30 設計編「再生設計における断熱・気密を考える」環境省エネルギー住宅賞を受賞した「ぶなの木学舎」をはじめ、おもに寒冷地の古民家再生設計に携わってきた安井氏を招き、美しい内部空間を復原した上で快適に住むために欠かせない断熱・気密の問題を考えます。また、古くなった民家を壊そうとしている人、何とか古民家を次の世代に伝えたい人に対する持論、「古民家お助けマニュアル」をご披露いただき、その意義について討論したいと思います。 第3回 2月16日(土)13:30〜16:30 施工編「古材の解体・保存・再組立の実際」再生の施工の現場では、新築とは異なり、調査や設計段階では予測できない様々な問題に悩まされます。神奈川県をホームグランドに施工現場の第一線で創意工夫されている三谷氏を招き、長年の間に変形したり、腐朽・劣化してしまった部材の活かし方など、具体的事例を通してお話しいただき、古材の解体・保存・再組立の実際的な知恵を共有したいと思います。 第4回 3月9日(土)3:30〜16:30 情報交流編「塾生OB・OGの作品発表と意見交換会」これまで3年間の再生塾を卒業された塾生OB・OGの方を招き、実際に手がけた再生設計作品の披露と、これに伴う自慢話、苦労話をざっくばらんにお話いただきます。 また古民家を含めた木造建築の活かし方を取り巻く様々な状況を語り合い、再生を手がけ、あるいは手がけつつある皆さん同士の情報交流を意図しています。 ■参加費(4回一括払いの参加費用) フォラム一般会員 5万円/人
■会場
*詳しい案内図等は参加証と共に、申込者へ
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