どんな人が参加しているの?

12月24日(休)

(現場リポート)

丁寧に取り外されてはいるものの誰がどこから解体したものかわからない部材が転がっていることがあります。
文化財保存技術協会の永井さんが、「これどこにあった部材ですか?」、「コレどこのですか?」と聞きまわっている姿が時たま見られます(^^)。微笑ましい、といっていては怒られるますが、いっ時、誰彼となく首をひねったり、顔を見合して苦笑いにつつまれます。
永井さん、番付プレートをつけたり、書き込んだり、足りないプレートそのものを薄ベニヤをのこぎりひきしたり、ほとんど孤軍奮闘です。

女性ボランティア陣も加わっていますが、2階の床板をはずしながら根太にまで番付するようなところまでは・・・

1階の番付もこれからです。
2階の構造部の解体段階になると、下の階にはおちおちいられなくなります。追いまくられる日がさらに続きます・・・

民家再生保存経験豊かな神保さん、両手にバール2丁を使いまわして、丁寧かつスピードの職人芸。つくるほうの技量もすごいんだろうなと思わせるオーラが漂っています。

熊谷棟梁はじめ解体作業陣。壊さないようにコワス、埃のなかの根気には頭が下がります。

休日をすべて捧げている金井さん。解体部材を「製品」と見立てた製品管理・整理ボランティアに日ごろの業務能力の一端でさえすごいオーラ。

床屋に行く暇も夜もおちおち寝られない、いっときも息の抜けないゼネラルマネージャー門谷さん。この人のバカさ、モトイ、若さ(^^)がなければ、こんな世界がそもそも起こっていない(^^)・・・

どのセクションもフル回転です。

(文責:なしということで、HTMLライター)

達人大工さんたちが内部の造作部材を取り外す作業を慎重に、しかし急ピッチにすすめております。

あらわになる部材ひとつひとつ、どこの部材であるのかすべてに番付のプレートをつけながら。
解体プロの大工さんたちの作業スピードに対して人数で先回りする番付プレート付けの人手がさらに必要です。

木造建築に興味のあるボランティア大集合!
これほど木造部材の勉強になる現場経験はほかにないでしょう。

 12月24(月) 
天候:快晴 作業/ 2階床・造作解体、下屋解体整理
参加者 (順不同・作業者名簿写しWEB公開OK部分
 氏名  住所  所属・職業・アイデンティティ等
 門谷 隆康  厚木市旭町  (株)住建設計 建築家 
 熊谷 貞仁  厚木市戸田  棟梁
 神保 祥二  新宿区中落合  大工 (民家再生保存研究会)
 鳥居 弘  愛川町半原  古物商
 金井 忠夫  厚木市長谷  サラリーマン
 山田 祐二  平塚市大神  自営業
 永井 真知雄  横浜市泉区  建築文化研究所 (文化財保存技術協会)
 鈴木 剛  厚木市森の里  電気メーカー勤務
 大木 正美  愛川町中津  設計&生活者 (NPO)木の建築フォラム
 大木 悦子  愛川町中津  設計事務所 古民家再生降幡塾
 小寺 裕美  川崎市麻生区  インテリアコーディネーター コスモスモア契約会員
 山本 晋也  秦野市蓑毛  大学生 (神奈川大学)
 飯田 耕介  横浜市栄区  鴨原工務店 大工
※南雲さん  厚木市下古沢  ※お茶の差し入れをいただきました
一覧中 黒字は解体が始まってから現場作業複数回継続参加 青字は新参加の方です



 
 
 


12月24日(休)作業風景フォトアルバム


 
きのう

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