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八菅山例大祭/3月28日
さ い と う ご ま
採燈護摩
(火渡り護摩)
護摩=(梵語homa)護摩壇を設け、護摩木を焚いて、災いの除去・ご利益を本尊に祈る修行儀式
@山伏問答 来山した修験者は、当地の修験者*から目的を問われます。この問答の結果、了承を得られれば、入山できます。 (*当地の修験者=近世江戸時代の最盛期には総数50余の受け入れ宿坊があり、八菅山は大山行への入り口・集結地に位置した)
問答を済ませ、入山が許されると、法螺貝を吹きながら、護摩壇=修行場を周回します。 (法螺貝=現代的に言えば「進軍ラッパ」=意気高揚の音響効果機材)
斧で結界をします。 結界=修行の妨げになるものの立ち入りを許さないエリアを限ること
護摩壇に向かって、剣で光の字を切り、護摩壇を清めます。 法剣=仏の説法が煩悩をたちきることを剣にたとえた
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D法弓の儀
東・西・南・北・中央・鬼門の六方向に矢を放ち、守護を願います。
祭壇の蝋燭から種火を採ります |
護摩壇に火をつけます
一般参加者が手にした護摩木も投げ込まれ焚かれます
F火渡り 最初の修験者が挑みます
一般参加者も、当然素足
(誰でも自己の精神エネルギ−を自ら高められる効用は、
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年々国際的にも見学・参加者が急増しており、物より心の時代の反映が感じられます。
先人が聖地に選んだふるさとの自然環境の誇りは脈々と受け継がれ蘇りつつあります。 八菅の例大祭(お祭り)=通称「はすげのマチ」は例年(天候・曜日に関わらず)3月28日です。
精神エネルギ−を高める火渡り体験をあなたも! |
つづく