Ladies Dormitory
多摩・八王子キャンパス学生用アパートメント
"CATS"

Minami-Hashimto, Sagamihara


防音・防振 混工法トライアル


 

つぶや記



  工法・性能の研究的に試してみたい試みなど織り込みながら、(女学生に持てたい一心)純粋な?モチーフで取り組んだこと に恥じらいはない。         
   
 外装のメインカラーは、奥様の独断的好みに無条件に服したが、けだし、候補に「日 本の伝統色」という色見本を用意させていただいた。           
  「わさび色」という、並 には使えない感覚の色を自信をもって選ばれた。                             
  まいりました m(__)m
                              
 最後は「プロデューサー」が見事に!決めて、すべての成果を自分のものになされた(^^ 
   



  
 その後、某アパート&ハウスメーカー(Daiwaとか?)が、デザインを参考にさせて欲しいと写真撮影の許可を求めて写真に撮りまくって いったとか、奥様の満足を象徴する後日談。 
(TV宣伝費を湯水のようにかけた、名の通ったメーカーだったが、今そこが業界売り上げナンバーワンと最近の新聞記事で知っておどろい た。) 
 絶望的な話題だ・・・
  

 

・ 工法・構造的特徴

    • ツーバイフォー(耐力壁枠組み工法)であるが、大メーカーの資金ざんまいのように形式認定を(建築確認申請上)とれないので、お おわく在来軸組み(柱と梁)工法と組み合わせた。予算をさして増大させない範囲の独自の防音・防振構造の試行、実験作にさせていただ いた。
       
    • 基礎、逆お碗形の一体土間コンクリート。下には耐震と蓄熱にたっぷり粒度調整砂利を仕込んで効果試行。
       
    • 屋根、小屋裏空間は通風換気・断熱空間。2階各室界壁、独立ロフト3層構造

 

◆各室界壁

・軸組み厚の壁(厚105)

・間柱2x4を倍ピッチ@225 交互に千鳥入れ

・隣室同士の壁下地は接触しない別々の構造

 

 

界壁1


→壁両サイドで下地間柱が別々なので、振動音波は伝わらない

・防音グラスウールは倍量
・下地面材も二倍層(12mm厚不燃ボードx両面各2層)

 

2階床

根太(大断面材 2'X8')
@455

 

・根太ピッチの間に床から離れた別の(大断面材)天井ノブチ受け材を通し

・吊木を設けない、天井下地ノブチ組

・2階の床振動が
天井構造には伝わらず、天井面が独立した防振・防音構造

天井材下地(12mm厚不燃ボードx2層)  


 


工事監理写真ページ作成中

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