古民家再生塾 第5期「多様化する民家再生の文脈」
■主旨
『古民家再生塾』は、これまで全国で二百数十軒の再生設計を手がけてきた降幡廣信氏を塾長とする、塾生参加型の少人数による研究会です。降幡氏が民家再生という言葉を初めて世に出してから四半世紀の間に、環境問題への関心の高まりや、家づくりに伝統文化を見いだそうとする動きなど、古民家をめぐる社会認識が変化してきました。5期目を迎える今年度は、経験豊かな識者による講義と再生工事現場の見学会を通じて、様々な角度から民家再生のあり方を眺め、その意義を考えます。
■日程
・第1回 9月 21日(土)13:30〜16:30
降幡廣信氏(建築家、降幡建築設計事務所所長)
「民家再生の四半世紀 多様化する価値観のなかで」
松本市・草間邸を嚆矢とする膨大な再生設計に取り組んできた講師により四半世紀のレビューと今後の展望を語っていただきます。
・第2回 10月19日(土)13:30〜16:30
相根明典氏(建築家、(株)アンビエックス代表取締役)
「エコロジー性、健康性からみた民家再生」
民家のエコロジカルな面を科学し、医・食・住の総合的な健康空間を追究している講師の最新の成果をお話しいただきます。
・第3回 11月16日(土)13:30〜16:30
安藤邦廣氏(建築家、筑波大学教授)
「日本の伝統文化の継承としての民家再生」
「茅葺きの民俗学」を著し、全国の伝統的民家の成り立ちを克明に検証した講師により、板倉の住まい等の実践例を交え、民家再生の大局観を述べていただきます。
・第4回 12月7日(土)13:30〜16:30
吉田桂二氏 (建築家、連合設計社市谷建築事務所代表取締役)
「民家再生にみる保存から創造への道筋」
伝統架構の設計から町並みの修景まで広範囲に活躍する講師により、保存と創造の概念のはざまを合一する再生の哲学とその倫理について説いていただきます。
・第5回 1月11日(土)〜12日(日)
再生工事現場見学会&意見交換会
降幡廣信氏の手がける再生工事現場に塾生ОBとともに集い、苦労話や自慢話を交え、ざっくばらんな雰囲気で民家再生のあり方を語り合います。
●会場
第1回から第4回は東京都内にて講義。講義場所の詳細および第5回の会場は参加者に後日通知します。
●対象者 建築設計・施工など実務に携わる方、古民家再生に関心のある方
●参加費(4回一括払いの参加費用、第5回は別途実費がかかります)
フォラム一般会員:5万円/人、
フォラム非会員 :6万円/人、
塾生ОB :3万円/人。
*単独の研究会に参加する場合の費用は、1回1名につきフォラム会員1万5千円、非会員1万8千円、塾生ОB:1万円とさせていただきます。
●募集人員 20名程度(先着順,定員になり次第締切)
●申込締切 9月13日(金)
●申込方法・申込先
氏名、連絡先(〒,住所,TEL,FAX,電子メールアドレス)、フォラム会員の種別を明記の上、FAX, 郵送,E-mailのいずれかの方法で(FAX, 郵送の場合は所定の申込書をご利用ください)、古民家再生塾実行委員会・佐藤までお申し込み下さい。
申込用紙はここからダウンロード
〒176-0002 東京都練馬区桜台6−25−5 #202号 佐藤方
E-mail:sato@xb3.so-net.ne.jp、TEL/FAX:03-3994-2858
※留守番電話になっているときは必ず、お名前・ご連絡先を録音してください。
折り返し連絡させていただきます。
●参加費用の支払方法
下記銀行に、お振り込み下さい。
三井住友銀行 練馬支店 普通預金 6646659
古民家再生塾実行委員会(コミンカサイセイジュクジッコウイインカイ)
*振込手数料は、申込者の負担になります。
参加費用入金締切
2002年9月13日(金)必着
*各回ごとに参加する場合は、開催日の10日前を入金締切とさせて頂きます。
■参加費について
*友の会会員の参加費はフォラム非会員と共通、賛助会員からの参加者は3名までフォラム会員扱いとさせていただきます。
*当日の現金でのお支払いは、お受け致しかねます。必ず期限までにご入金願います。
*銀行振込の文書扱いの場合は、入金確認に4〜6日程度かかりますので、ご注意下さい。*参加費用の払い戻しは致しません。出席者変更の場合は、事前に各実行委員会までご連絡下さい。
■参加証について
*開催日の数日前までに、申込代表者宛に参加証を送付致します。
*研究会当日は、参加証をご持参下さい。
■会場について
*会場の詳しい案内図等は参加証と共に、申込者へお送りします。
*講義の会場は来場者用駐車場がありません。お車でのご来場はご遠慮ください。