(あいかわ エコミュージアム 研究会 準備事務局)
フォーラム「愛川遺産」
Forum "The Aikawa Heritage"
★ SITE 順路
SITE ご案内
更新日
   SITE O あいかわエコミュージアム研究会発足記念講演会記録
2001/01/29
 SITE 1 Gallery 1 角田八幡(諏訪部 晃 画伯 作品ほか)
2001/02/14
 SITE 2 Gallery 2 熊坂(七曲坂)樹々たちの立体回廊
2001/02/20
 SITE 3 Gallery 3 クスノキ SITE
2001/02/20
 SITE 4 近代遺産  平山橋 
2001/02/09
 SITE 5 八菅山 St.Hasuge Hill
2001/04/07
 SITE 6 木造校舎――(元)半原小学校 (現)郷土資料館ほか
2001/07/15

 


SITE Origin

2001/01/29 UP

(仮称)あいかわエコミュージアム研究会
準備会発足記念・講演会 報告


2000年4月16日(日)開催
愛川町中津公民館(レディスプラザ)
参加者総数:51名
横浜国大・日大研究室、愛川町一般市民多数


「エコミュージアムの現状と理念」
 大原一興
(横浜国立大学工学部助教授・
日本エコミュージアム研究会事務局長)

最近、日本各地ではじまっている、歴史文化・自然環境を住民参加で現地保全する、「街ぐるみ生活環境博物館」活動について学びます。緑水環境都市あいかわでの可能性は…


ようこそ、いらっしゃいました
受付

資料代¥300



参加者(51名)活況 スナップ

熱気会場風景
 
会:佐藤誠三氏
あいかわエコミュージアム研究会準備会事務局(愛川町半原在住)
講師:大原一興氏
横浜国立大学工学部助教授
/日本エコミュージアム研究会事務局長
気さくな講演 スナップ
講演/スライド スナップ
参考諸外国(北欧)事例など
講演/スライド スナップ
愛川町の可能性・参考地域スライド

講演後/別室懇親会 スナップ

 
(講演会資料より抜粋)


エコミュージアムの現状と理念

あいかわエコミュージァム研究会準備会
*:講演メモ(準備会事務局)

20000416 大原一興

 1)誕生: フランスで命名(1971年)'60後半から構想
G.アンリ・リヴィエールの発想・推進+命名者ユダ・ド・ヴァリーヌ
+提案者ロベール・プジャッド(環境大臣)・・・ecology + museum
ギリシア語oikos(家*)の考え方の下に
*家=知識を持つ人ともらう人共々の家)


2)従来の博物館との相違  (H.ドヴァリーヌ+R.リバール)

従来型の博物館*  =建物+収集品+専門家+公衆*
エコミューシアム =領域+遺産 +記億 +住民*
 
*従来型の博物館=戦利品 への反省→「現地に置いてこそ価値がある」

*公衆=単なる訪問客
*住民 自らが調査・研究、相互学習
・主要な産業と周辺産業・地域完結
・様々な専門家が互いに学び合う
・高齢者=「語り部」としての学芸員

3)3つの構成要素
P:Participation「住民の主体的参加」が活動の中心となること。ボランティアによる博物館活動(収集、研究展示、解説など)が、住民の運営協議会によりなされる。

*住民の参加の例
エコミューシアムの目標像の策定、企画・運営、復元や展示への参加、ボランティアとしての活動への参加、住民劇、、、
 

H:Heritage「遺産の現地保全」がなされること。自然遺産、産業遺産、歴史遺産、様々な遺産を生熊学的にあるがままの姿でその場において保全される。

*地域の遺産、保全すべき対象の例
建物や遺産、国境という地理的存在、自然や生物、古墳、小さな村、教会、個人の農業生産活動、職人の仕事、芸術、負の遺産、、、
 

M:Museum「博物館活動」としての収集保全・調査研究・教育普及がおこなわれ、専門家による支援体制があること。学際的・日常的な研究機関・学校でもある。

*博物館活動としての例
調査研究・学術的活動、収集保全・復元・再生、コレクション目録の作成、住民の記録の貯蔵庫、学習活動、起業に結びつく学習や地域づくり学習の活動、ローカルアジェンダ(地域行動)、、、
 
 

4)博物館としての特徴
  • 地域固有*の交換不可能な価値・日常的生活知の尊重。有形無形を問わない
  • *地域の人にとってだけ価値のあるもの(地域の神社など)は
    価値として国、世界と同じ
  • 学際的・多様性・統合的・生態学的。自然環境・歴史・伝統文化・建造物・産業・etc

  •  
  • 過去・現在・未来を通じて考える。変化し、生きつづける博物館*
  • *過去から学ぶ、記憶の前進
  • 地域の記憶を伝えあい、次世代の環境保全の担い手を育成するもの*
  • *子供たちに担ってもらう力をつける
    ・人を育てる
  • 地域*に誇りを感じる人々をひとりでも多くふやしていく活動
  • *地域の良さ
  • あらかじめ決まった形を「つくる」活動ではない。すでにある様々な活動を、ひとつの理念やテーマをきっかけにして、結びつけたり、紡いでいくことによる地域の全体の形(アイデンティティー)が見えてくるようにする活動*

  •   

    *エコミュージアムになっていく
    エコミュージアムは行き続ける
  • 担い手の主体は住民。専門家(学芸員)は出しゃばらず、触媒*として作用する。
  • *そそのかす役割



 
 


参考付録
 
 

あいかわエコミュジアム研究会の活動、サイト情報などについて、ご感想・ご意見をお寄せ下さい 

( 雑記帳)



(C) Copyright 2000-2001    OokWood @Love River Town bsp;
 
 

更新記録

更新日時
更新内容
2001/07/15 NEW SITE 木造校舎 (元)半原小学校 UP 
2001/04/07 Site 4 八菅山 St.Hasuge Hill 火渡り護摩 UP
2001/02/20 Gallery 3 クスノキ SITE、スタジオジブリのコダマ UP
2001/02/20 Gallery 2 熊坂(七曲坂)サイト 樹々たちの立体回廊 追加更新
2001/02/19 visitorカウンター配置
2001/02/16 Gallery 2 熊坂(七曲坂)サイト タブノキ&クスノキ画像更新
2001/02/14 Gallery 2 熊坂(七曲坂)サイト UP
2001/02/14 Gallery 1 角田八幡サイト 地名考 追加 更新
2001/02/10 Gallery 1 角田八幡サイト 写真画像2 追加 更新
2001/02/08 Gallery 1 角田八幡サイト 画像追加 更新 
2001/02/06 Aikawa Ecomuseum Gallery 1 をUP
2001/01/29  あいかわエコミュージアム研究会準備会・発足記念講演会(2000年4月開催)レポート、大!遅まきながら(^^)ようやくUP